頭部が気になる・・・人には聞けないAGA(男性型脱毛症)の治療法を解説

若いころと比べて、頭頂部が薄くなってきたり髪の毛にボリュームがなくなってきたり・・・30代40代になるとそんな悩みが出てくることも多いのではないでしょうか?

頭部の薄毛にも実は種類があります。もしそれがAGA(男性型脱毛症)というものならば、早めに治療をすることで薄毛の悩みを解決できるかもしれません。AGAの治療法にはどのようなものがあるのでしょうか。今回は、人には気軽に聞けないようなAGAの治療法について解説します。
※この情報は、2018年5月時点のものです。

※この記事を読んでいただいている皆様へ

処方せんネット予約サービスの普及の為に皆様から利用したいと思う薬局をお答えいただいております。
60秒ほどのアンケートにお答えいただき、ご協力いただいた方には 全員に300円分のAmazonギフト券を必ずプレゼントさせていただいております。
(2017/12/25現在、224,000人にの方にご回答をいただいております。)
ぜひアンケートにご協力ください。

今すぐアンケートに答える>

株式会社フリービットEPARKヘルスケア一同

1.AGAってどんな病気?

若いころと比べて髪の毛が薄くなってきた・・・そんな悩みを持っている男性は多いのではないでしょうか?

 

頭髪が薄くなることは加齢現象と思われがちですが、実は「AGA(男性型脱毛症)」という病気の可能性があります。遺伝や男性ホルモンによる影響が大きいため、必ずしも深刻な病気というわけではありませんが、悩んでしまうこともあるはずです。AGAは適切に治療すれば、薄毛が改善される可能性があります。まずはAGAがどのような病気かを見ていきましょう。

 

AGAは男性型脱毛症という名前の通り、男性に現れる頭髪の薄毛のことを指します。多くは成人してからAGAによる薄毛が目立つようになってきますが、中には思春期くらいから薄毛が目立つこともあります。遺伝と男性ホルモンの影響が大きな原因と考えられています。

 

AGAの主な症状としてはやはり薄毛になります。頭頂部から徐々に薄くなっていく人もいれば、額の生え際から薄くなってくる人もいます。また頭頂部と額の生え際の薄毛が同時に進行する人もいます。

 

2.AGAで薄毛が進むメカニズム

AGAの原因はDHT(ジヒドロテストステロン)という物質です。テストステロンという言葉に聞き覚えはないでしょうか?これは男性ホルモンのことを指します。テストステロンが5α-還元酵素という物質によりDHTに変化しますが、DHTはテストステロンより強力な作用を持つ男性ホルモンです。

 

DHTが多くなると、毛髪の成長期が短くなります。成長期が短いと毛髪が十分に育たず、細く短くなってしまいます。このような原因により、AGAになると薄毛が目立つようになります。AGAは毛髪の大元である「毛包」は残っている状態です。そのため、適切な治療を施せば髪の毛が元のようになる可能性があります。

 

3.AGAの治療法

AGAの基本的な治療法は薬によるものになります。現在日本で認可されているAGAの処方薬は2つあります。

 

1つはプロペシアという商品名の薬です。「フィナステリド」という有効成分が含まれています。フィナステリドはもともと前立腺肥大症の治療薬でしたが、のちにAGA治療にも効果があることが発見され、AGAの治療薬として認可されました。フィナステリドはAGAの原因である5-αリダクターゼの働きを抑制します。DHTはテストステロンが5-αリダクターゼの働きにより、作り出されます。5-αリダクターゼの働きを抑制できれば、AGAの原因であるDHTを減らすことができます。

 

2つめは、2016年に販売された、ザガーロといわれる薬です。「デュタステリド」という有効成分が含まれています。プロペシアと同様に、5-αリダクターゼのはたらきを阻害することによって、男性型脱毛症の症状に効果が期待できます。もともとは前立腺肥大症の治療薬(アボルブ)として使用されている薬です。

 

ザガーロのほうが、プロペシアよりも。脱毛症の症状の改善効果が高いというデータがありますが、一方で、副作用の発生頻度が高い傾向があります。お薬の効果には、個人差がありますので、使用しているうちに合わないと思ったら、医師に相談するようにしましょう。

 

なおこれら2つの薬は医師からの処方で手に入れることができますが、健康保険を適用できないため自由診療扱いとなり自費で購入する必要があることには注意しましょう。

 

処方薬ではありませんが、市販薬として販売されているものが、リアップというとても有名なAGA治療薬です。リアップに含まれる有効成分はミノキシジルです。ミノキシジルは毛包に直接作用して、細胞増殖やタンパク質の合成を促進させる働きがあります。AGAで成長期が短くなってしまった頭髪をしっかりと成長させる働きがあるため、細くなった毛髪を太くこしのあるものにしてくれます。また休止している毛包を活性化させる働きもあります。市販されているのは、外用薬になります。

ミノキシジルには内服薬もありますが、日本国内ではまだ未承認のため、個人輸入や取り扱っているAGAクリニックで購入することができます。ただし個人輸入の場合は思わぬ健康被害が起きてしまうこともあるため、なるべくAGAクリニックで購入するようにしましょう。

 

 

ミノキシジルとフィナステリド・デュタステリドは片方だけ用いることもありますし、併用することもあります。ミノキシジルは外用薬として使うことが多く、フィナステリド・デュタステリドは内服薬として使うことが多いです。ただしミノキシジルは高血圧、フィナステリド・デュタステリドは前立腺肥大症の薬として開発されたという経緯があります。血圧の低下や性欲の減衰などの副作用が生じることもあるため、専門的なクリニックで処方してもらうのが安心です。

 

AGAの基本的な治療はこの2つの薬物療法ですが、レーザーを用いて毛包の細胞に働きかけ活性化を促す方法や植毛という方法もあります。

 

4.AGAの治療を受けるにはどんな病院を選ぶべき?

一部の皮膚科や美容外科でもAGAの治療を行っている病院はあります。しかしできるだけ専門的なクリニックを選ぶべきでしょう。AGA治療を専門とする診療科がある病院が望ましいです。

 

薄毛には種類があります。ミノキシジルやフィナステリドの効果が期待できるのはAGA(男性型脱毛症)ですし、毛包が完全に死んでしまっている場合は治療の方法が変わります。円形脱毛症は脱毛症と名がついていますが、どちらかといえば精神科の領分ですし、一言で薄毛と言っても様々です。

 

Googleなどの検索エンジンで「AGA 地名」と検索すれば、AGAを専門的に治療している病院を探すことができます。AGAで悩んでいるならば、まずは相談だけでもしてみるとよいかもしれません。

 

5.まとめ

AGAはDHTという作用の強い男性ホルモンが原因で起こる薄毛です。

 

DHTの働きにより毛髪の成長期が短くなり、短く細くなってしまい薄毛が目立ってしまいます。AGAの治療はミノキシジルとフィナステリドという薬によるものが基本です。

 

片方のみ使用する場合も併用する場合もあります。いずれにしろ、AGAは早めに治療を施した方が結果が良くなります。「髪の毛が薄くなった・・・」という悩みがある人は一度、AGA専門クリニックで診察をしてもらうことをおすすめします。

執筆
医師:大見貴秀
この執筆者の記事をもっと見る