【脱水症状対策】OS- 1(オーエスワン)って?飲むべきタイミング、子供・高齢者の飲み方も解説!

暑くなるとCMでよくみかけるOS-1 。脱水症状対策として取り入れたくても、そもそもOS-1 とはどんなものなのか、疑問に思っていらっしゃる方も多いかと思います。

今回は、OS-1 とは一体どんなものか、飲み方やスポーツドリンクとの違いについても詳しく解説していきます。

またご高齢の方や、お子様でも飲まれる場合があるかと思いますので、ご高齢の方やお子様の場合の注意点もあわせて解説致します。
※この情報は、2018年7月時点のものです。

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1.OS-1(オーエスワン)とは?

1-1. OS-1ってどんな飲み物?

OS-1は経口補水液で、口から水分や電解質を補給することができる飲み物です。電解質とは私たちの生命維持に欠かせないイオンのことで、ナトリウムやカリウム・マグネシウムなどがあります。

 

脱水症状になってしまった時に水だけを補給すると、電解質の不足が起き、めまいやけいれんなどの症状が出ることがあります。また、電解質の濃度を一定に保とうとさらに脱水が進んでしまうことがあり、脱水症状になってしまった時は水分とともに電解質を補給することが大切なのです。

 

OS-1は、発展途上国での脱水症状改善で注目されていた経口補水法の考え方に基づいて作られており、水分や電解質をバランスよく補給することができます。

 

1-2. OS-1はどんな時に飲むもの?

OS-1のパッケージを見てみると、「OS-1は、電解質と糖質の配合バランスを考慮した経口補水液です。軽度から中等度の脱水症状の方の水・電解質を補給・維持するのに適した病者用食品です。」という記載があります。そして、「感染性腸炎、感冒による下痢・嘔吐・発汗を伴う脱水症状、高齢者の経口摂取不足による脱水症状、過度の発汗による脱水症状等に適しています。」という記載もあります。

 

つまり、OS-1は脱水症状を予防するものではなく、軽度から中等度の脱水症状が起きてしまった時に水分や電解質を補給するものなのです。その為、飲むタイミングとしては、軽度・中等度の脱水症状が起きた時ということになります。脱水症状が出てしまった時は、医師の診断を受け、OS-1を適切に飲むようにしましょう。

 

また、嘔吐がひどく飲み込むことができなかったり、意識障害があったりと、口から水分を摂ることができないほど重症の場合は、すみやかに医療機関を受診するようにしてください。

 

1-3. OS-1の飲み方 ここに注意!

OS-1にはナトリウムなどの電解質や糖分を含んでいます。その為、ナトリウムに制限がある高血圧や心疾患・腎臓病などの方、糖分に制限のある糖尿病などの方は注意が必要です。必ず医師など専門家に相談するようにしましょう。

 

また、健康な時にOS-1を飲んでも問題はありませんが、飲んだからといって健康状態がよくなるものではありません。また、大量に飲むとナトリウムや糖分の取り過ぎになりますので注意してください。

 

1-4. OS-1の飲み方とは?

OS-1の1日の目安量は大人の場合、500ml~1000mlです。飲む温度は常温でも冷やしても大丈夫です。ドリンクタイプであれば容器から出せば温めても飲むことができます。但し、沸騰させたり温めたまま長時間放置しないようにしてください。

 

また、ドリンクタイプを容器から出せば凍らせることもできますが、一部が溶けたままだと成分が均一にならないことがあります。完全に溶かして飲むか、製氷皿などで1口大に凍らせ、そのまま食べるようにしましょう。ゼリータイプは冷やすか常温で飲みようにしてください。

 

OS-1の賞味期限は製造後12か月となっています。但し、開封後は冷蔵で保存し、24時間以内に飲むようにしましょう。

 

1-5. OS-1ってどんな味?

OS-1の味は一般的なスポーツドリンクよりもしょっぱくなっています。飲みにくい場合があるかもしませんが、薄めたりジュースなど他の飲み物を混ぜてしまうと、せっかくバランスよく配合された電解質や糖分のバランスが崩れてしまいます。どうしても飲みにくい場合は、ノンシュガーのガムシロップを加えるとよいでしょう。

 

2.OS-1とはスポーツドリンクってどう違うの?

2-1. OS-1とスポーツドリンクの成分の違い

OS-1はスポーツドリンクよりも電解質が多く配合されています。スポーツドリンクの種類にもよりますが、ナトリウムがスポーツドリンクの約2倍、カリウムが約4倍含まれています。反対に、ブドウ糖の濃度はスポーツドリンクの約1/4と低くなっています。

 

OS-1は経口補水を効率的に行うように考えられているのに対し、スポーツドリンクはあくまで清涼飲料水として美味しく飲める、ということも考慮して味付けをされているのです。

 

2-2. OS-1とスポーツドリンクの飲み分けについて

日常生活や軽い運動であればスポーツドリンクで十分です。但し、炎天下での激しい運動など過度な発汗があり脱水症状が疑われる場合や、下痢・嘔吐などで体液が失われるような場合は、OS-1を飲むと効率的に水分や電解質を補給することができます。

 

通常はスポーツドリンクなどでこまめに水分補給をし、万が一に備えてOS-1を常備しておくとよいかもしれませんね。

 

 

そもそも脱水症状ってどんなもの?

①脱水症状とは?

脱水症状とは、その名の通り体液が不足している状態のことを言います。体液は水分とナトリウムやカリウムなどの電解質からできており、脱水症状では水分だけでなく電解質の不足がおきていることも多くあります。

 

②どんな症状がおきる?

のどの渇きや尿量の減少、肌がカサついて乾燥する、食欲の低下、だるさといった症状が起きます。更に脱水が進んだ場合、頻脈やめまい、筋肉のけいれん、吐き気、頭痛などが起きることがあります。重篤な場合は、意識がなくなったり臓器に障害が出たりし、命に関わることもあります。

 

③脱水症状を予防するには?

脱水症状を予防するには、水分摂取をこまめにすることが大切です。水分は、日常生活の水分補給であればお茶や水で問題はありません。1度に大量に飲むと体液のバランスが乱れたり、吸収されなかったりすることがある為、こまめに飲むということを意識するようにしましょう。

また、私たちは食事からも水分を摂取しています。食事はナトリウムやカリウムなどの電解質を補給する役割を持っています。食事は3食バランスよく食べるようにしましょう。

 

3.タイプ別 OS-1の取り入れ方アドバイス

3-1. お子様の場合

お子様は、大人よりも代謝がよいのでその分沢山水を必要とします。その反面、体液や電解質をコントロールする機能はまだ十分に発達していません。また、小さなお子様の場合は、のどの渇きを訴えられないこともあり、脱水症状には注意が必要です。

 

OS-1を使う場合、摂取量の目安は、乳児で1日・体重1㎏あたり30~50ml、幼児で1日あたり300~600mlとなっています。乳児は母乳やミルクを飲めていることが前提となりますが、開始時期については医師に相談をするようにしましょう。また、嘔吐がある際は一気に飲ませると嘔吐の原因になることがあります。病院を受診するとともに、飲み方についても医師に相談をするようにしてください。

 

3-2. 高齢者の場合

ご高齢の方は成人と比べて体内の水分量が低下しています。また、のどの渇きを感じる能力や水を貯える能力も低下しているため、脱水症状になりやすい・症状を感じにくい傾向にあり、注意が必要です。

 

ご高齢でも1日の摂取量の目安は成人と同じ500ml~1000mlです。飲み込みにくい場合はゼリータイプもあるのでうまく活用するようにしましょう。またご高齢の方は持病を持たれていたり、嚥下障害があり飲み込みがうまくいかないこともあります。OS-1を取り入れられるかどうか、医師と事前に相談しておくと安心です。

 

4.おわりに

いかがでしたか?脱水症状はこまめな水分補給やバランスのよい食事などで予防を心がけることが大切です。そして万が一、脱水症状が起きてしまった時はOS-で水分や電解質をバランスよくとることができます。脱水症状の予防を心がけるとともに、対策の1つとしてOS-1を上手に取り入れてみて下さいね。

執筆
管理栄養士:永吉 峰子
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