気分が晴れないのは自律神経の乱れが原因かも。自律神経と気分の関係を解説

「ずっとイライラする・・・」「気分が晴れない・・・」、たまにはそんなときもあります。しかし気分の落ち込みがなかなか改善されないときは心のバランスが崩れているのかも。人間には自律神経という神経があり、心身ともに影響を与えています。特に環境の変化や人間関係など思い当たる原因がないのに気分が落ち込むときは自律神経に乱れが生じて気分が落ち込んでいる可能性も。気分の落ち込みを改善したいときはまず、自律神経を整えましょう。

今回は、自律神経による精神的な不調について解説するとともに、自律神経のバランスを調整する方法についてもご紹介します。
※この情報は、2017年12月時点のものです。

※この記事を読んでいただいている皆様へ

処方せんネット予約サービスの普及の為に皆様から利用したいと思う薬局をお答えいただいております。
60秒ほどのアンケートにお答えいただき、ご協力いただいた方には 全員に500円分のAmazonギフト券を必ずプレゼントさせていただいております。
(2017/12/25現在、224,000人にの方にご回答をいただいております。)
ぜひアンケートにご協力ください。

今すぐアンケートに答える>

株式会社フリービットEPARKヘルスケア一同

1.自律神経とはどんな神経?

自律神経とは交感神経と副交感神経からなる神経です。例えば心臓の鼓動や呼吸、食べ物の消化吸収、ホルモンの分泌など心身のあらゆることに関係しています。交感神経は活発に動くときのための神経で、日中に優位になる神経です。運動をしたり勉強をしたり、仕事をしたりと活発に活動をする時に働く神経で、精神を興奮させる働きがあります。一方で交感神経の逆の働きをするのが副交感神経です。休息をするときに働く神経で、夜間ゆっくりと休んだり睡眠を取ったりするときに必要になります。

 

活発に行動をする時に心臓がどきどきしたり精神の高まりを感じたりするのは交感神経の作用で、夕方から夜間にかけて眠気が生じるのは副交感神経の作用です。交感神経と副交感神経はシーソーのようにバランスを取り合い働きます。どちらか片方だけ働くと常に体が緊張して心が高まり休息を取れなくなったり、逆に常に眠気が生じ活動をできなくなったりします。

 

通常は起床して太陽の光を浴びるとともに交感神経が優位になっていき、夕方になり太陽が暗くなってくるに従い副交感神経が優位になっていきます。交感神経は日中にしっかりと活動するのに必要ですし、副交感神経は夜間に休息を取って心身を回復させるために重要です。どちらがいい、悪いではなくバランスよく働くことが心身にとって必要になります。

2.ストレスで乱れる自律神経

交感神経と副交感神経はバランスを取って働くことが重要です。しかし現代社会では交感神経が優位に働きがちで、自律神経のバランスが乱れてしまうことがあります。その最大の原因がストレスです。ストレスを感じると人間はそのストレスに対抗しようと交感神経が優位になります。この場合のストレスは仕事のプレッシャーや人間関係によるものはもちろん、仕事のし過ぎなどの過労や騒音の大きい場所などの環境も含まれます。

 

また睡眠不足や昼夜逆転の生活、シフト制で就寝する時間がバラバラの生活などの不規則なライフスタイルも自律神経が乱れる原因となります。

 

現代社会は人間関係や仕事のプレッシャー、就業の条件などによりストレスが多くなりがちです。そのため自律神経が乱れやすく、心身に不調が現れやすくなります。

 

自律神経の乱れによる精神的な不調には

・不安

・イライラ

・落ち込み

・集中力、やる気の欠如

・感情を表に出してしまう

・孤独感

・気持ちの悪さ

・理由や原因がなく上記した精神的な不調が現れる

などがあります。

 

そのほか肉体的な不調として不眠や頭痛、動機、便秘、下痢、喉の渇きなどが生じることがあります。

 

3.自律神経のバランスを調整する3つの方法

自律神経が乱れてしまうとすぐに元に戻すのは大変なことです。1-3か月くらいゆっくりと根気よくバランスを調整する必要があります。日常生活の中で簡単にできる自律神経の調整法には以下のようなものがあります。

3-1. しっかりと朝日を浴びる

朝、起きたときまぶしいのが嫌でカーテンを閉めたままにしていませんか?起床時は副交感神経が優位な状態から交感神経が優位な状態へ移行する重要なタイミング。そのためには朝日を浴びてしっかりと心身が「起きた」と認識することが重要です。起床したらカーテンを開けて日光を浴びましょう。時間や体力に余裕があれば、外に出て体操やウォーキングができればなお効果的です。

 

3-2. 運動習慣をつける

適度な運動はストレス発散になり、自律神経のバランスを整える働きがあります。また運動で適度に披露することで、夜、寝付きやすくなることで副交感神経の働きを整えます。長距離のランニングやウェイトトレーニングなど激しい運動は交感神経を優位にしてしまうため、20分程度の軽いウォーキングや水泳などの有酸素運動を中心に習慣づけましょう。

 

3-2. 自分に合ったストレス解消法を見つける

運動や睡眠はストレス解消になります。しかし、どんなストレス解消法が一番合っているかは個人差があります。読書やカラオケ、甘いものをたくさん食べるなど自分に合ったストレス解消法を見つけると、極端にストレスが溜まった時に有効です。もちろんたくさん食べたり、お酒を飲んだりは肥満や高血圧につながるため月に一度程度にしましょう。

 

 

4.まとめ

自律神経は交感神経と副交感神経からなる神経です。交感神経は活発な活動をするための神経で精神を昂らせ、副交感神経は休息をするための神経で精神を落ち着かせます。この2つの神経はシーソーのようにバランスをとって働いています。ストレスにより自律神経のバランスが乱れると心身に悪影響が生じます。現代社会はストレスが溜まりやすく自律神経が乱れやすいため、しっかりとストレスを解消し自律神経のバランスを整えることが重要です。

 

関連記事

【精神科医が解説】自律神経失調症は治る?原因・症状と検査・治療方法 

執筆
医師:大見貴秀
この執筆者の記事をもっと見る