辛い二日酔い、どうして頭痛になるの?その対処法

楽しくお酒を飲んでいてついつい飲みすぎてしまうことはありませんか?楽しいのもつかの間、飲みすぎてしまうと翌日の二日酔いが大変ですよね。特につらいのは頭痛・・・何も手がつかないほどの頭痛になることもあります。

今回は、二日酔いで頭痛が起きるメカニズムや、頭痛の対処法について解説していきます。
※この情報は、2018年4月時点のものです。

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1.二日酔いで頭痛が起こるメカニズム

お酒を飲みすぎてしまうと起こる二日酔い。もちろん原因はアルコールの大量摂取です。お酒に含まれるアルコールは適量ならば肝臓で解毒され、最終的に水と二酸化炭素になって体外に排出されます。しかしアルコールを大量に飲みすぎてしまうと、分解しきれなくなってしまいます。

 

アルコールは水と二酸化炭素になる前に、アセトアルデヒドという物質になります。アセトアルデヒドは有害な物質で、体内に残っていると頭痛や気持ちの悪さなどの症状を引き起こします。これが二日酔いです(ただしアセトアルデヒドではなくほかの原因があるという説もあります)。

 

お酒の飲みすぎは二日酔いの原因となりますが、肝臓が弱っていても二日酔いを起こしやすくする要因となります。飲みすぎなどが続いて脂肪肝の状態となると、肝臓の働きが弱まりアルコールをきちんと分解できなくなってしまうためです。

 

肝臓はアルコールを分解するだけの器官ではありません。生命維持に必要な様々な代謝を司っている器官です。お酒は飲みすぎないようにするのが大切です。

 

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2.二日酔いの頭痛の対処法・薬など

二日酔いの頭痛はつらいものです。ひどいと仕事などが手につかなくなってしまうこともありますよね。二日酔いがひどい時はどのような対処法があるのでしょうか?

 

①水分をきちんと摂る

アルコールやアセトアルデヒドの分解には水が必要不可欠です。水分をしっかりと摂ることで、分解を早めます。食欲がない時はスポーツドリンクなどの糖分の含まれた飲み物を飲むとエネルギー摂取も同時に行えます。

 

②しじみのお味噌汁

しじみは古くから二日酔いのときに効果的とされる食材です。

 

しじみに含まれているオルニチンは肝臓の機能を高めると言われていて、アルコールやアセトアルデヒドの分解に効果的だと考えられています。しじみのお味噌汁は水分補給にもなるため、頭痛がつらいときに飲むとよいでしょう。しじみエキスのサプリメントもおすすめです。

 

③漢方薬

漢方の一つに「五苓散」というものがあります。古くから二日酔いに効果があるとされている漢方なので、飲む機会が多い人は自宅に常備しておくとよいかもしれません。ドラッグストアなどで購入することが可能です。購入の前には薬剤師に相談するようにしましょう。

 

④薬

二日酔いは体内のアルコールやアセトアルデヒドの濃度が下がるとともに、症状も軽くなっていきます。

一番重要なことは水分と適度な糖分やビタミンを摂取して、しっかりと体内の代謝を進ませることです。薬は必ずしも服用する必要があるとは限りません。

 

ただし飲みすぎや食べすぎによる胃もたれ、胸やけ、吐き気、むかつきの症状がある場合は胃腸薬を服用すると楽になることがあります。粉薬やドリンクタイプの薬など様々なタイプが発売されているので、事前に飲みやすいものを見つけて購入しておくとよいかもしれません。

 

2-1. 病院に行くべきときはある?

二日酔いは基本的に時間の経過で治るため、病院に行く必要はありません。しかしどうしてもつらいときは、二日酔い点滴などをするのもよいでしょう。どこにでもあるというわけではありませんが、二日酔いを早く治めるための二日酔い点滴を実施している病院もあります。

 

二日酔い点滴って何

 

二日酔い点滴はその名の通り、二日酔いの症状を軽減するための点滴です。どこの病院でも行っているわけではありません。むしろ実施しているクリニックは少数です。繁華街などに近い病院では比較的実施しているところが多いです。

 

点滴の主な成分はブドウ糖と水分です。アルコールやアセトアルデヒドの分解に必要な糖と水分を補給するとともに、血液中の濃度を下げて症状を軽減させます。同時にビタミンB群やグルチルリチンなどの肝臓を保護する効果を持つ成分が配合されていることもあります。

3.頭痛を起こさないための予防策 

3-1. お酒を飲んでいる最中に気をつけたいこと

二日酔いを予防する最大のポイントは飲みすぎないことです。自分の酒量をきちんと把握して、飲むペースを調整することが重要です。ただ、飲んでいるうちに楽しくなってしまってついつい飲みすぎてしまうこともありますよね。以下のようなことに気を付けるとよいでしょう。

 

①一杯お酒を飲んだら一杯水を飲む

お酒を一杯飲んだら一杯水を飲むようにしましょう。おのずとアルコールの摂取量が減り、二日酔いになりづらくなります。

 

②お酒を飲むときはつまみも食べる

食事と一緒にお酒を飲むことで、アルコールの吸収速度を抑えることができます。お酒を飲むときはつまみを食べるようにしましょう。枝豆や豆腐などの良質なタンパク源やチーズなどのタンパク質と脂質が含まれたものが、アルコールの吸収を抑えるのに有効とされています。ただし食べすぎには注意しましょう。

 

3-2. お酒を飲んだ後に気を付けたいこと

お酒を飲みすぎてしまったら、明日の二日酔いを軽減することが重要です。お酒を飲みすぎたと思ったら、以下のことに気を付けましょう。

 

①寝る前に水を一杯

アルコールの分解には水分が必要です。またアルコール自体に利尿作用があるため、体は水分不足になりがち。寝る前には水をコップ一杯飲んで水分補給をするようにしましょう。

 

②しっかりと睡眠を取ること

お酒を飲んだ後はしっかりと睡眠を取ることが重要です。睡眠中は肝臓のアルコールを分解する働きが強くなります。お酒を飲んだ後は夜更かしをせず、早めに眠るようにしましょう。

 

③吐き気のある場合は我慢しない

お酒を飲みすぎて吐き気がある場合、無理せず吐いてしまうのが得策です。無理に吐くのは禁物ですが、自然に吐けるなら吐いてしまうと二日酔いになりづらくなります。また翌日二日酔いになったとしても吐き気があるなら吐いてしまいましょう。一度吐くと二日酔いの症状は徐々に収まっていきます。

 

4.まとめ

二日酔いの原因はアルコールを分解する際に作られるアセトアルデヒドという物質とされています。二日酔いの頭痛や吐き気はこのアセトアルデヒドによってもたらされます。飲みすぎないのが何よりもの対策ですが、もし二日酔いになってしまっても適切に対処すれば症状を軽くすることが可能です。お酒を飲む機会が多い人はぜひ参考にしてみてください。

 

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執筆
医師:大見貴秀
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