【管理栄養士が解説】花粉症のメカニズムと、症状を悪化させる可能性のあるNG習慣・食生活

“花粉症対策をしているのに、症状がよくなるどころか年々辛くなっている”、“症状を和らげる可能性のある食事を意識し始めたが、効果が感じられない”等とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方は、気付かないうちに花粉症の症状を悪化させる習慣が身についてしまっているかもしれません。悪化させる可能性のある習慣を知り、食生活など生活習慣を改めることも大切です。

今回は、花粉症を少しでも楽に乗り切るために知っておきたい、花粉症のメカニズムと、症状を悪化させるNG習慣や食生活についてご紹介します。
※この情報は、2018年3月時点のものです。

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1.花粉症のメカニズム

花粉症はアレルギー疾患の一種で、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれ、主な症状には、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどがあります。体内に花粉(アレルゲン=アレルギーをおこすもとになる物質、抗原)が入ってきた時に、それを排除しようとする免疫反応によって、これらの症状が起こります。風邪の症状に良く似ていますが、目のかゆみや充血などの症状を伴うのが花粉症の特徴です。

 

空気中を浮遊しているスギ・ヒノキ・イネの花粉などのアレルゲンが目や鼻、のどから体内に入ると、体内で抗体が作られ、肥満細胞の表面に付着します。その後、再び花粉(アレルゲン)が体内に入ると、肥満細胞の表面の抗体に結合し、これが刺激になって肥満細胞からヒスタミンなどの化学物質が放出され、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ等のアレルギー反応を起こすのです。

2.症状を悪化させる可能性のある習慣

2-1. 睡眠不足やストレス

睡眠不足や過度のストレスは、自律神経や免疫のバランスを崩しやすく、症状を悪化させてしまうことがあります。

 

自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、睡眠をしっかりとり、副交感神経が優位になる時間を作ることが、自律神経のバランスを整えることに繋がります。また、スポーツや趣味など、自分なりのストレス発散方法をもつことも大切です。疲れているときには無理せず休養をとることも心がけましょう。

 

2-2. タバコやアルコール

タバコは直接鼻の粘膜を刺激するため、花粉症の症状を悪化させるといわれています。また、お酒は血管を拡張させるため、目の充血や鼻づまりなどの症状が起こりやすくなります。春はお酒を飲む機会が多いシーズンですが、飲み過ぎには注意しましょう。

 

2-3. 偏食や暴飲暴食

アレルギー症状の悪化を防ぐには、暴飲暴食は避け、栄養バランスのよい食事をとることが大切です。とくに脂肪分の多い肉の摂り過ぎや、お菓子やジュースなどの甘い物の摂り過ぎは、腸内環境を悪化させる要因となりますので、気をつけましょう。たんぱく質は必要な栄養素ですが、お肉を食べる場合は脂肪の少ない部位を選ぶなど、ひと工夫すると良いでしょう。

 

2-4. アレルゲンを部屋に持ち込む 

花粉症は、抗原である花粉が体内に入って起こるアレルギー反応ですので、なるべく花粉を部屋に持ち込まないことが大切です。帰宅後は、服についた花粉を払ってから室内に入りましょう。上着は玄関で脱ぎ、すぐに部屋着に着替えると良いでしょう。

 

3.管理栄養士から花粉症の方へのアドバイス(食生活)

花粉症を食事で治すことは難しいですが、症状を和らげることは可能だと考えられます。普段から、主食・主菜・副菜のそろった栄養バランスの良い食事をとって腸内環境を整え、免疫力をあげておくことが大切です。その上で、花粉症対策のポイントを抑えた食材選びをし、症状を悪化させる可能性のある食材は控えると良いでしょう。

 

なるべく控えたい食行動

 

・脂肪分の多い肉の摂り過ぎ

・甘いジュースやお菓子の摂り過ぎ

・ファーストフードの摂り過ぎ

・過度の飲酒  など

 

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4.おわりに

今回は、花粉症のメカニズムと、花粉症の症状を悪化させる可能性のあるNG習慣や食生活について、ご紹介しました。

 

症状の悪化を防ぐためには、まずは日々の睡眠と食事、適度な運動で身体のコンディションを整えておくことが大切です。そして、花粉症のメカニズムを理解し、少しでも体内に入る花粉(アレルゲン)を減らすことができるよう、対策をとりましょう。

執筆
管理栄養士:尾上 雅子
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