【強い抗酸化パワー】ビタミンEの効果とより効果をUPさせる方法

人間は生きていくために呼吸をする必要があります。その時、酸素のうちのほんの数%は「活性酸素」という物質になり人間の細胞を攻撃してしまうことがあります。活性酸素の害を減らすためには抗酸化作用のある成分を摂取することが大事です。

今回は、ビタミンの中でも強い抗酸化力を持つビタミンEの効果、また、効果をさらに高める方法についても紹介していきます。
※この情報は、2018年4月時点のものです。

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1.ビタミンEの効果とは?

1-1. 抗酸化作用

ビタミンEは人間が必ず食品から摂取しなければいけない、必須栄養素の一つです。ビタミンEの代表的な作用には「抗酸化作用」があります。

 

ビタミンEは細胞膜の中に存在します。加齢や活性酸素が原因で細胞膜の脂質が酸化されると、過酸化脂質となります。過酸化脂質は細胞にとって有害で増えすぎると、細胞を傷つけたり死なせてしまったりする原因となります。DNAも傷つけられるためがんの原因にもなります。

 

ビタミンEには強力な抗酸化作用があります。ビタミンEは脂溶性ビタミン(油脂に溶ける性質を持つビタミン)なので、細胞膜の酸化を防ぎます。細胞の健康を守り、老化を遅らせることがビタミンEの大きな役割です。

 

1-2. 動脈硬化の予防

また、活性酸素による酸化を防ぐため、動脈硬化の予防にもなります。動脈硬化は自覚症状が現れず、徐々に進行していきます。そして動脈硬化が進むと、心筋梗塞や脳血管疾患などの循環器系の病気が発症します。動脈硬化は血液中の中性脂肪やコレステロールが活性酸素により酸化し、過酸化脂質となり血管を傷つけることで生じます。ビタミンEをしっかりと摂取することで、動脈硬化や動脈硬化が原因で発症する病気のリスクを低くすることができます。

 

1-3. その他の作用

ビタミンEには血流を改善させる働きもあります。ビタミンEは毛細血管を拡張させ、体の末端部に血液がスムーズに流れるようにしてくれます。血流が悪いと冷えや肩こりなどの症状が現れます。冷え性に悩んでいる人にもおすすめな栄養素です。

 

2.活性酸素ってどんなもの?

ビタミンEの作用の項目でたびたび出てきた活性酸素とはどのようなものなのでしょうか?人間は生きていくうえで呼吸により、酸素を体に取り入れる必要があります。酸素は人間が生命を維持するうえで必要不可欠なものですが、吸った酸素のうちの数%は活性酸素となります。

 

活性酸素は反応性が高い物質です。細胞に反応することで過酸化脂質などの有害な物質を作り出し、老化や病気の原因となります。活性酸素は人体の免疫システムの一部を担っているため、完全に有害なだけの物質とは言えません。しかし細胞を傷つけてしまうため、除去をする必要があります。

 

活性酸素を除去するときに役に立つのがビタミンEを初めとする抗酸化作用のある栄養素です。ビタミンEは活性酸素を無害化してくれます。活性酸素の害には以下のようなものがあり、ビタミンEは未然のそれらの害を防いでくれる栄養素と言えるでしょう。

 

<活性酸素の害>

・細胞を傷つける

活性酸素は細胞膜の脂質を酸化させ、有害な過酸化脂質にします。細胞やDNAが損傷することで、がんの原因になります。

 

・動脈硬化を進行させる

血液中の脂質を活性酸素が酸化させると、血管が傷つき動脈硬化が進行します。動脈硬化が進行すると脳血管疾患や心筋梗塞のリスクが高まります。

 

・シミやシワが増える

活性酸素が皮膚の細胞を傷つけると、シミやシワの原因となります。ハリのある肌を作るために重要な皮膚線維芽細胞の働きも弱めてしまいます。

 

3.ビタミンEの摂取目安量

日本人に必要なビタミンEの目安量は以下のようになっております。

 

 

ビタミンEは摂取目安量に対して、耐用上限量がとても大きいことが特徴です。極端な食事制限や偏食をしているのでなければ、通常の食事から目安量は十分に摂取できるはずです。それに加えて健康維持のため、サプリメントを利用するのもよいでしょう。

 

4.ビタミンEを多く含む食べ物

ビタミンEはあんこうの肝やすじこ、いくら、たらこ、うなぎの肝などの魚の肝や魚卵に多く含まれています。野菜だとモロヘイヤやカボチャ、大根の葉、赤ピーマンなどに多く含まれています。

 

肥満の原因になるため、悪く言われがちですが、食用油もビタミンEのよい供給源になります。特にサフラワー油やとうもろこし油、なたね油はビタミンEが豊富です。

ビタミンEは様々な食品に含まれているため、通常の食事で不足することはほとんどありません。バランスよく色々なものを食べるようにしましょう。

 

5.ビタミンEの効果をさらにアップさせる方法

ビタミンEを摂取するときに意識したいのが、ビタミンA(βカロテン)とビタミンCと一緒に摂取することです。この3つの栄養素を総称してビタミンACE(エース)とも言います。ビタミンEは強力な抗酸化作用を持つ栄養素ですが、活性酸素を無害化した後は自分が反応性の高い物質になってしまいます。

 

ビタミンCは活性酸素を無害化し反応性の高い物質になってしまったビタミンEをもとの姿に戻すことができます。またビタミンA(βカロテン)はビタミンEとともに細胞膜の脂質の酸化を防いでくれます。

 

この3つの栄養素を一緒に摂ることで、効果が高まります。ビタミンA(βカロテン)とビタミンEは脂溶性ビタミンなので、緑黄色野菜を油で炒めるなどすると吸収率が高まります。

 

6.まとめ

ビタミンEは抗酸化作用が強い栄養素です。細胞膜に存在し、細胞膜中の脂質が酸化し有害な過酸化脂質になるのを防いでくれます。酸化の原因となるのは活性酸素という物質です。細胞の酸化を進め、老化や動脈硬化などの原因となります。ビタミンEを十分に摂取すると、活性酸素の害を軽減することができます。

執筆
医師:大見貴秀
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