【排便時に出血が・・・】いぼ痔?それともほかの病気?血便の原因を解説

便に血が混じっているとギョッとしてしまいますよね。それが真っ赤な状態だとなおさらです。排便時に出血がみられたら、それはいぼ痔なのでしょうか?それとも別の病気なのでしょうか?一言で血便といっても様々な状態があります。どんな血便が痔で、どんな血便がほかの病気なのか解説します。

今回は、赤い血便や黒い血便の原因となる病気について解説するとともに、いぼ痔で出血が見られた場合の対処法なども合わせて説明します。
※この情報は、2018年1月時点のものです。

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1.原因はさまざま。血便とはどんなもの?

血便とは便に血が混じった状態のものを指します。血が混じる原因はさまざまです。出血するタイプの痔になったならば排便時に血が混じることもありますし、胃や十二指腸などの消化器から出血していればやはり便に血が混じります。

 

色は黒っぽい色から真っ赤な色まであります。また肉眼で血便であると認識きるものと、血便かどうか確認するのに検査が必要なものもあります。血便の種類によっては早急な治療が必要になるものもあり、どんな血便が危険でどんな血便が危険ではないのか知っておくことはとても重要です。

 

そこまでの危険がない血便の原因には、「いぼ痔」があります。放置しても命に別状はありませんが、症状が進行すると治すのに病院で手術をする必要が出ることもあります。危険が大きいのが胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの消化器性疾患です。また大腸がんなどの極めて危険の大きい疾患でも血便は生じます。血便が危険かどうかを判断する第一のポイントはまず、その色です。まずは赤い血便から見ていきましょう。

 

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2.いぼ痔?赤い血便の原因とは?

赤い血便の原因は主にいぼ痔になります。特に肛門内部にいぼ(痔核)が生じる内痔核は出血することが多い、いぼ痔です。内痔核は初期の段階ではそこまで出血量が多くありません。しかし症状が進行すると、出血量が多くなります。

 

内痔核で生じた出血は直腸に溜まるため、排便時に「シャー」という音を出し、噴き出ることもあります。そのくらいまで行くと便器が真っ赤になるくらいの出血量となります。内痔核は肛門内部にいぼのようなものができる病気です。そのまま放置するといぼが大きくなり、排便時に出てくるようになります。さらに進行すると常に出ているような状態となってしまい不快感などが生じるようになります。

 

いぼ痔を予防するためには肛門に負担をかけないことが重要です。

 

・排便時にいきまない

・便秘や下痢を予防する食生活を送る

・お風呂に入りおしりを温めて血流をよくする

 

といったポイントを意識しましょう。

 

ただし赤い血便ならば必ずしも安心というわけではありません。肛門付近の腸から出血をしている場合は色はいぼ痔に似たものとなります。赤い血便が続くようならば念のため、肛門化などで診察を受けると安心です。

 

3.黒い血便の原因とは?

黒い血便の原因となるのは、肛門から離れた場所での出血性疾患が原因となっています。例えば以下のような疾患が原因で黒い血便が生じます。

 

・消化性潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍)

ストレスやピロリ菌が原因で発症することが多い疾患です。通常、胃粘膜や十二指腸の粘膜は胃液によって消化されないようになっていますが、何らかの原因により粘膜が傷つき、粘膜や胃壁が胃液によって消化され潰瘍となってしまいます。食後のみぞおちの痛みや胸やけが症状として現れます。また食欲不振が生じることもあります。胃で出血をするため、血液が時間をかけて腸を通ってくるため、真っ赤な色ではなく黒っぽい色の血便を生じます。

 

・潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜に炎症が生じて潰瘍ができます。激しい下痢と血便や腹痛が生じて、若年層の発症が多い病気です。黒っぽい色の便になることが多いですが、肛門付近で出血をしている場合赤い色になることもあります。

 

そのほか大腸ポリープや大腸がんも黒っぽい色の血便が生じることがあります。血便が不安ならば早めに医療機関で診察を受けることをお勧めします。また35歳ころから健康診断のオプションで大腸内視鏡検査を定期的に受けるのもお勧めです。

 

4.いぼ痔で出血したらどうすればよい?

赤い血便が生じる場合はいぼ痔である可能性が高いです。できれば確定診断のために、医療機関で診察を受けて薬を処方してもらうのが望ましいですが、時間のない場合はまず生活習慣の改善をしましょう。食物繊維や発酵食品、オリゴ糖など便秘や下痢を改善する食生活をし、排便時に肛門に負担をかけないようにいきみすぎないようにして、お風呂でおしりをしっかりと温めます。

 

もし痔核が肛門の外に出てくるようならば、内痔核が生じているため市販のいぼ痔用の薬を利用するのも効果的です。血流を改善し痛みを止め、いぼ痔を改善する成分が含まれています。

 

排便時に痔核が肛門の外に出てきて、指で戻さないと元に戻らないときは医療機関での治療が必要となります。そのままにしておくと痔核が常に肛門の外に出たままになってしまうため、早めに治療を受けるようにしましょう。

5.まとめ

おおよその判断ですが排便時に赤い血便が出る場合はいぼ痔であることが多いです(ただし例外もあります)。いぼ痔は初期の段階では痔核が肛門内部にあるため、自分ではそうであるのかわかりません。しかし症状が進行すると肛門の外に痔核が出てきてしまうようになります。早い段階で治療をすれば生活習慣の改善や市販薬でも治療することができます。

 

排便時に黒い血便が出る場合は消化器から出血を生じている可能性が高くなります。胃潰瘍や十二指腸潰瘍などから大腸がんなどの可能性もあるため、念のため医療機関で診察を受けるようにしましょう。

 

医師執筆

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